e-radioに出演しました

2026年7月21日、e-radioの番組「平和堂マイ・デイリー・ライフ」に電話出演させていただきました。

今回お話ししたテーマは、mono写真工房が高齢者施設で行っている「移動写真館」についてです。

放送後、たくさんのお問い合わせや励ましのお言葉をいただきまして、ありがとうございました。

今回は、ラジオでお話しした内容をもとに、なぜ私が高齢者の写真を撮っているのか、移動写真館ではどのようなことをしているのかを、改めて紹介したいと思います。

目次

高齢者施設が写真館になる「移動写真館」

mono写真工房では、デイサービスやグループホームなどの高齢者施設を訪問して、施設を利用されている方の肖像写真を撮影しています。

撮影用の背景やストロボなどの機材を施設内に持ち込んで、その日だけの簡易的な写真スタジオをつくります。

アイキャッチ用
簡易的な写真スタジオ

現在は、介護福祉士でメイクもされている「ぷらっとほーむ」の山田さんと一緒に、メイクと写真撮影を組み合わせた撮影会を行っています。

メイクをしオシャレをして、本格的な撮影セットの前に座っていただく。

施設にいながら、写真館で撮影するような時間を楽しんでいただける取り組みです。

高齢者施設のレクリエーションの一つとして実施しており、現在、撮影会の開催自体は無料で行っています。

「私は要らない」と言っていた方の表情

撮影会を始める前は

私はいいわ(要らない)

今さらメイクなんて…

と遠慮される方もおられます。

そんな方も、メイクをしてもらい、少しずつきれいになっていくと、表情が変わっていきます。

ぷらっとふぉーむ山田さんによるメイクの様子

鏡を見ながらウキウキされ、顔が明るくなり、撮影する頃にはとても素敵な表情を見せてくださいます。

女性だけでなく、男性にもメイクを体験していただいています。

眉を少し整えたり、肌の色を明るく見せたりすると、周りの方から

男前になったな

銀幕スターみたいやな

と声が上がります。

撮影される方だけではなく、周りで見ている利用者さんや職員さんも一緒になって盛り上がって、その場全体が楽しい雰囲気になることも、移動写真館の魅力だと感じています。

認知症のある方の心に残った撮影会

これまでの撮影会でのお話です。

認知症のある方の中には、少し前にあった出来事を忘れてしまわれる方もおられます。

ところが撮影会のあと、職員さんから

施設の職員さん

写真を撮ってもらったことを数日覚えておられて、周りの人に話しておられたんですよー

とお話くださいました。

メイクをして、みんなに声をかけてもらい、写真を撮ってもらった時間が、その方の心に残る出来事になったようで職員の方も驚いておられました。

写真が記録として残るだけでなく、撮影する時間そのものが、何か良い刺激になっているのではないかと感じています。

写真家から介護の仕事へ

私は写真学校で学んだあと、長浜市内の写真スタジオで約13年間、カメラマンとして働いていました。

その頃、祖母が認知症になりました。

認知症のある人と接する経験がほとんどなかったため、どのように関わればよいのか分からず、戸惑うことがたくさんありました。

その後、祖母がグループホームへ入居したことをきっかけに、認知症や介護についてもっと知りたいと思うようになりました。

カメラマンとして介護施設へ撮影に伺った際、施設の方から

施設の職員さん

介護の仕事に向いていると思うでー

と言われることもあり介護の世界にますます興味を持ちました。

その言葉にも背中を押され、思い切って写真の仕事を離れて介護の現場で働くことを決めました。

介護施設では約10年間勤務し、その間に介護福祉士の資格を取得し、認知症についても学んできました。

介護施設で気づいた、自分にできること

介護施設で働いていると、以前カメラマンをしていたことを知っている職員さんから、写真撮影を頼まれる機会が増えていきました。

利用者さんの写真を撮ると

職員さん

自然な感じで良い写真やわ〜

と言ってもらったり

写真を見たご家族からも

ご家族

お父さん、こんな顔をするんやな

と喜んでいただけました。

カメラマンとしての経験とスキル、介護福祉士としての経験とスキル。

この二つを組み合わせることで、自分にしかできない写真の仕事があるのではないかと思うようになりました。

高齢者の方の体調や気持ちを確認しながら、その方のペースに合わせて声をかけて、無理に笑顔をつくってもらうのではなく、会話をしながら自然な表情になるのを待つ…

介護現場での経験は、今の撮影にも生きていると感じています。

「もっと写真を撮っておけばよかった」

移動写真館を始めたもう一つの理由は、祖母の存在です。

祖母が亡くなったあと、私は

施設に入ってからの写真を、もっと撮っておけばよかった

と思いました。

写真の仕事をしていたのに、祖母の写真は、ほとんど残っていませんでした。

同じように

元気なうちに撮っておけばよかったな

もっと元気な姿を残しておけばよかった

と感じているご家族もおられるのではないかと思います。

写真は、あとから撮影する事ができません。だからこそ、その方の今の表情を、元気なうちに残しておくことには意味があると考えています。

離れて暮らすご家族にも、今の表情を届けたい

撮影後は、撮影した写真の見本を作り、ご本人やご家族に確認していただいています。

ご希望がある場合は、写真プリントとデジタルデータをセットでご購入いただけます。

個人ページ用

完成した写真を届けた際、みなさんとても喜んで下さいます。

遠方に住んでいて、普段なかなか会えないご家族にとっても、お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんの今の表情を見ることができる写真は、距離を超えて身近に感じられる大切な一枚になると思います。

お誕生日や敬老の日などのプレゼントとして贈っていただくこともできます。

滋賀県内の高齢者施設へ伺います

mono写真工房

現在、滋賀県内の高齢者施設を中心に、レクリエーションの一環としての移動写真館を行っています。

施設内に撮影セットを持ち込みますので、利用者さんに遠くまで移動していただく必要はありません。

施設で撮影会を開催してみたい方、詳しい内容を聞いてみたい方は、mono写真工房まで気軽にご相談ください。

今後は施設での撮影だけでなく、ご自宅や思い出の場所での撮影、施設から一時帰宅された際の家族写真などにも取り組んでいきたいと考えています。

写真を残すことはもちろん、写真を撮る時間そのものも体験として楽しんでいただけるように、これからも、介護福祉士としての経験を生かしながら、たくさんの方の素敵な表情を撮影していきたいと思います。

番組でお話しした内容は、e-radioの公式ブログでも紹介されています。

移動写真館や高齢者施設への出張撮影については、mono写真工房のお問い合わせフォーム、公式LINE、Instagramからご相談ください。

受付時間
9:00 〜 17:00

※ 撮影中など出られない場合は折り返しご連絡します

※ 撮影に関係のないセールス・営業の方は電話はご遠慮ください
下記、問い合わせフォームからお願いします

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